【2次関数⑨】3点の座標から式を求める|2次関数の決定 part 2

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【結論】3点の座標を代入して,連立3元1次方程式を解け!

本時は『2次関数の決定 part 2』です

『2次関数の決定 part 1』を先に学習してから本時に取り組むと理解しやすいと思うので,こちらを参考にしてください

【2次関数⑧】頂点・軸から式を求める|2次関数の決定 part1

それではさっそく本時の結論です

「3点の座標を代入して,連立3元1次方程式を解け!」

与えられた3点の座標を式に代入して,連立3元1次方程式を解くことで,2次関数の式を決定することができます

では結論にしたがって,詳しく見ていきましょう

2次関数の決定 part 2

レッサーくん
レッサーくん

前時は,頂点・軸から2次関数を決定したね!

ホッくん
ホッくん

本時は,3点の座標から2次関数を決定するよ!

2次関数の式の形2選

2次関数の式の形には2通りの表記方法がありました

連立3元1次方程式の解き方

3点の座標から2次関数を決定する下準備として,連立3元1次方程式を紹介します

レッサーくん
レッサーくん

連立2元1次方程式が普段解いている連立方程式だね!

ホッくん
ホッくん

連立2元1次方程式はよく使うから,

略して❝連立方程式❞と呼んでいるんだ♬

3点の座標から2次関数を決定するためには,連立3元1次方程式の計算が欠かせません

その解き方を見ていきましょう

解き方のステップは3つです

  1. cを消去するcを消去した式を2つ作る
  2. aとbの連立方程式を解く
  3. cを求める最も代入が簡単そうな式にaとbを代入して計算する

2次関数の決定『3点の座標から求める』

レッサーくん
レッサーくん

初めに3点の座標を代入すると,

連立3元1次方程式になるんだね!

★補足★ どっちの式の形で解く?

2次関数の式の形は以下の2種類がありました

次の2問はどちらの式の形を利用して解くでしょう?

レッサーくん
レッサーくん

う~ん、複雑だ…

どっちも座標が与えられているけれど…

それぞれ解答を見ていきましょう

ホッくん
ホッくん

2つ目の式の形を使っているよ!

aがすぐ決まり,あとは頂点ではない座標2点を代入するからだね♬

ホッくん
ホッくん

1つ目の式の形を使っているよ!

最小値=頂点なので,頂点の座標が関係するからだね♬

上記2つの問題のように,頂点の座標(もしくは軸の方程式)が関係するのかしないかが,式の形を選ぶ判断基準になります

まとめると次の通りです

レッサーくん
レッサーくん

なるほど!

頂点の座標・軸の方程式が関係するかどうかで,

最初の式の形を選択すればいいんだね♬

【まとめ】頂点の座標・軸の方程式から式の形を選択し,2次関数の式を決定しよう!

それでは本時のまとめです

  1. 2次関数の式の形は2種類ある
  2. 普段よく計算している連立方程式の正式名称は「連立2元1次方程式
  3. 連立3元1次方程式の解き方は3ステップ①cを消去する ②aとbの連立方程式を解く ③cを求める
  4. 3点の座標から2次関数を決定する際,連立3元1次方程式を解くことになる
  5. 2次関数の決定は,頂点の座標・軸の方程式が関係するかしないかで,式の形を選択して解く

本時は『2次関数の決定 part2 』として,3点の座標から2次関数の決定をする方法を紹介しました

連立3元1次方程式を解くことができればOKですね!

また,2次関数の決定は,頂点の座標・軸の方程式が関係するかしないかという判断基準で,問題を解くようにしていきましょう

今回は以上です。ありがとうございました

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