madoryの『高校数学のブログ授業』です
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こんな❝あなた❞に向けて発信しています!
さっそく本時の結論です
「軸と頂点の x 座標は符号逆!下に凸or上に凸は x2 の係数が 正or負」
1次関数のグラフは直線,2次関数のグラフは曲線となりました
2次関数のグラフは物を投げる(=放る ※ほうる)軌道になるので,放物線(ほうぶつせん)とも呼ばれます
そんな2次関数のグラフを書く上での基礎となる,軸と頂点,下に凸 or 上に凸の考え方を紹介します
ではさっそく結論にしたがって,順番に見ていきましょう
まず,2次関数のグラフは左右対称になります
グラフを書く上で大事な情報を確認していきましょう
下に凸 or 上に凸


下に凸は振り子の軌道みたいで,上に凸はボールの軌道みたいに,ぼくは見えるな~♪
グラフが下に凸 or 上に凸かは,x2 の係数が 正 or 負 かで判断ができます

軸と頂点とは?


軸は直線を表し,頂点は点(座標)を表すよ!
軸と頂点の求め方 その1
2次関数のグラフは全部で4種類に分けられます

それぞれの軸の方程式と頂点の座標について整理します


軸と頂点の x 座標は符号が逆になるよ!
軸と頂点の求め方 その2
次に,具体例で軸と頂点の求め方を確認しましょう


x2 の係数は下に凸or上に凸を表しているけど,
軸と頂点には関係がないんだね!

軸と頂点の x 座標は符号が逆になっているね!
かっこ( )2 の中の数から,軸と頂点の x 座標を求めますが,符号が逆になります
軸の方程式・頂点の x 座標の符号を間違えないように注意が必要ですね!
★補足★ 象限
x 軸と y 軸の座標平面を考える際には,象限(しょうげん)の知識が必須です


各象限で,x 座標と y 座標の符号が変わることになるね!
それでは本時のまとめです
- 2次関数のグラフは左右対称で,下に凸 or 上に凸
- 下に凸 or 上に凸は,x2 の係数が 正 or 負 で判断できる
- 軸は左右対称になる直線を表し,頂点はグラフが折り返す点を表す
- 2次関数のグラフは全部で4種類
- 軸と頂点の x 座標は符号が逆になる!
- 座標平面は第1象限~第4象限で仕切られ,反時計回りに名前が決まっている
いかがだったでしょうか?
まとめを見た際に,本時の内容が頭に思い浮かんでもらえたら嬉しいです
今回は以上です。ありがとうございました